マイホームの落とし穴!大きな買い物だから気をつけて欲しいこと。

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家を建てようと思った時、建築会社を選ぶ基準はなんでしょう。
家のセンス、設計、金額、実績、様々だと思います。
しかし、忘れがちなのが、建築会社の倒産の危険です。

私自身、家の設計や金額ばかりに気を取られ、倒産するなんて思ってもいませんでした。
しかし、我が家を建築した工務店は、建築後1年足らずで倒産してしまいました。

もしあなたが家を建てた後、もしくは家を建築途中の段階でその会社が倒産してしまったらどうしますか。

建築会社が倒産したらどんなことが起こる?我が家のケース〜㈰瑕疵〜

我が家は、無事、建築してからの工務店の倒産でした。
しかし、そのせいで困ったことや不便なことが発生しています。

まず、家に不具合があった場合。
我が家の外壁には一部、木を使用した箇所がありました。
オシャレではありましたが、わずか2年で、あちこちの木が反り返り内部が見えるほどになりました。
結果、雨漏りの心配もあり、友人の知り合いに工務店を紹介してもらい、見てもらうと「通常ではありえない施工」だったそうです。
しかし、建てた工務店はもうありません
。実費を支払い新たに壁を貼り替える事になりました。

ちなみに建築会社には「住宅瑕疵担保履行法」で新築住宅を建てる際に、10年間の瑕疵保証責任が義務となっています。
これにより、建築会社が倒産した後に見つかった瑕疵に対しても、建築会社の保険で一部負担をしてもらえるようになっています。
しかし、私のケースでは、雨漏りなど家での不具合が発生しているわけではないということで保険対象とは認められませんでした。
なにか重大な瑕疵が無いと保険の対象とはならないようです。

いずれ雨漏りするとわかっているから事前に直したいのに、雨漏りしているから注意したほうが保険で直せる。
ちょっと不便な制度です。

建築会社が倒産したらどんなことが起こる?我が家のケース〜㈪アフターサービス〜

家でトラブルがあった場合も大変です。

例えばドアのオートロックが動作しない、ベランダのメンテナンスはどうすればいいか、など、ちょっとしたことでも、一番聞きやすいのは作ったメーカーさんです。
しかし、聞ける人はいません。
トラブルがあった場合は、トイレやお風呂など購入したものならそのメーカー、建てた家の部分なら、別の工務店などを探すことになります。

また、アフターサービスについて気を着けてほしいことがあります。

我が家が建ってから、1年は工務店があったのですが、定期点検などアフターサービスは一切ありませんでした。
「言っていただければいつでも行きますよ。」と言った言葉だけで、一度も実際に動いたことはありません。
アフターサービスについて口約束では無く、しっかりとした契約として文書に残すようにしましょう。

建築会社が倒産したらどんなことが起こる?家を建ててる途中だったらどうなった?

もし、家の建築途中で建築会社が倒産したらどうなるでしょう。

会社が無くなった場合は、手付金は戻りません。
また、建設中の家は、そこからを建ててくれる建築会社を探すか、壊してやり直すかになります。

ただ、民事再生法などでの再建の場合は、契約が継続出来れば引き渡しまで施工されるようです。
しかし、契約が解除される場合もあるので、安心できません。

また、注文住宅の場合は、「住宅完成保証制度」を受けられる可能性があります。
これは、もし建築途中で会社が倒産した場合、保証会社が引き続き建築する業者を探して住宅が完成するまでをサポートしてもらえる制度です。
しかし、この保証はあらかじめ登録した建築会社でないといけません。また、保証対象となっていることを確認する必要があります。

いずれにせよ、手間も苦労もお金も大変だとわかりますね。

建築会社の倒産による問題、分かって頂けたでしょうか。

選んだ建築会社が大手ハウスメーカーであれば、それほど心配ないと思っていませんか?
家が建ってからも何十年と住みますよね。
長い目で見れば、大小に関わらず、万が一は有り得ます。

しかし、今、数年後、数十年後の倒産を見極めることは出来ません。

せめて、被害が最小限で済むよう、住宅完成保証制度の利用などリスクに対する保証をしっかり確認しておきましょう。