人生100年時代、老後を見据えた自宅の住み替えについて

Posted by in マイホーム

60歳を目前に、あと250万円ほどあった住宅ローンを一括返済した。
年金がもらえるまでは働こうと思っていた会社に突然の事情があり、離職せざるを得なくなり、個人事業主になることに決めたからで、収入が少なくなってもやっていけるように、生活費のうちの固定費を極小にするためである。

マイホームを建てるに至った経緯

現在住んでいる自宅は、私が39歳の時に建てた、築20年の木造総2階建て(土地50坪付)である。
当時、私は全国転勤のある仕事に就いており、長女が小6、長男が小3、妻が3人目を身ごもっている状況で、そろそろ家族全員での転勤転居生活は厳しくなり、気に入っていたその地方都市に家を建て、家族を置いて、自分は単身赴任をすればよいと考えたからである。
結局、定年までの16年間のうち、通算3年間は自宅通勤、あと3年間は週末に自宅へ帰れる場所に勤務し、残り約10年間は単身赴任であったが、昔から「亭主元気で留守がいい」との言葉もあるように、それはそれで悪くもない気がしている。

マイホームを建てるにあたり、工夫したことや注意したこと

マイホームを建てるにあたり、注意したこと
・子供のことを第一に考え、小学校、中学校、高校が近いこと。
・地方都市なのでクルマは必需品だが、いざというとき、徒歩でも生活できる場所であること。
・災害やその生起可能性が少ないこと。
工夫したこと
・子供部屋は、10.5畳の部屋を、取り外し可能な壁で、男児用、女児用の二つに仕切った。(子供が独立した後は広く使えるように)
・たまに家に帰る自分のために、2.75畳の書斎兼物置を作った。(今は妻の書斎兼寝室になっている。)
・将来、母を自宅で扶養する可能性を考え、1階に和室を作った。(今は私の個人事務所になっている。)

子ども独立後、老後の住み替えについて

子どもも、上二人はもう一人立ちし、専門学校生の末娘も、あと1年でやはり家を出ていくだろう。
そうすると夫婦二人だけの生活になり、総2階5LDKの家は若干持て余すようになるかもしれない。
何より、もう歳のせいで、2回に上がり降りすることがだんだん辛くなってくる。
現在の自宅はやや高台にあるせいで、歩いて自宅を出ると、帰りはしんどい思いをして結構な坂を上ってこないといけないため、ついついクルマに頼ってしまい、歩くことができていない。
今の自宅は100%自分のものなので、もしも高く売れるのであれば、歩いて買い物に行ける場所に、平屋の広い家が欲しいなと、都合の良いことを思っている今日この頃である。

20台、30代の時に、60代、70代になった自分たちを想像するのはなかなか簡単ではない。
今の家を建てる時には、結構考えに考えたつもりだったが、その時最善と思っても、時代は次々変わっていくのである。
自宅を持つほうが良いのか、持つとしたらいざというとき売れるのか、歳を取ったらどうするのか、いろいろ考えておくほうがよい。